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2014年7月 東京都青梅市 I様邸  ガーデン樹木剪定、外構リフォーム工事

施工ポイント

  青梅市内の閑静な住宅街。建物南側に位置しますI様邸のお庭では、成長し過ぎてしまったコニファーが立ち枯れてしまい、また冬の大きな雪で倒れた状態でした。

 またお庭で日本芝を9年楽しんでいました御主人も日々多忙で除草や芝刈りなど、基本的な芝生の定期管理作業が追い付かない状態となっていました。

 もう一度、芝地の面積をいまより小さくして日本の芝生を楽しみたい。その他の場所は、ローメンテナンスで明るいお庭にしたいとのご要望です。

 今回は、立ち枯れてしまったり倒木時、根が切断された樹木は抜根し、伸び過ぎてしまった芝生や雑草は除根し、新たに芝地となるエリアの土壌は耕運、礫などの除去をした後に高麗芝用の土壌へ水捌けや保水性、保肥性を改善しました。

 現在、隣地と境界となるブロックやフェンスは低く、圧迫感無く風通しも良いのですが、硬いものどうしが交わるコーナー部分は苔じみたり見た目に重く、暗いイメージに成りがちです。

 明るめの3色石積みで曲線の花壇を作り、明るい色のリーフプランツを少し植えただけでとても印象が変わりました。

 また、化粧砂利のエリアと芝地の縁石は落ち着きのある配色で3色をランダム使いしとし、こちらも曲線としました。

 現在、区画で仕切られた直線的なガーデンでは、自然界に多くある曲線でデザインしますと、柔らかく、優しく、植物と調和のとれた飽きの来にくいガーデンスペースとなります。

 お庭で日々の動線となるアプローチデザインや植栽スペースのデザインなどに特にお薦めです。

 樹木の伸び過ぎている枝を切りやすい場所でカットしているだけですと、幹や枝の周辺は小枝で大変に込み合い、内枝の枯れ込みが多く発生します。そして樹木の高さや幅は毎年、大きく成長します。

 『毎年枝を切っているのに、毎年この樹木は大きくなってしまう。』というのは、剪定方法が大きな原因の1つとなります。

 肥大した枝や枯れて不要な枝は元から綺麗に切除し、枝単位で更新することで、何年、何十年たっても元気で若々しい樹木が育成されます。

 コニファー類も同様に、定期的な整姿剪定や小透かし剪定を行って下さい。

 毎年、枝の外側を伸びた分だけ刈込んでいますと、夏季の大型台風による倒木や枝折れ。冬季の大雪による幹折れや枝裂けなどで、コニファー特有の綺麗な円錐形が台無しになってしまいます。

 樹木全体の大きさを最適なお手入れによって抑えながら、植物の成長を保ちつつ病害虫からは身を守る。

 お庭の植物がいつも健康な状態ですと、庭空間は緑が豊かで、建物や生活する人を自然と調和しながらいつまでも優しく包み込んでくれます。

施工内容

 ・高木樹木伐採、抜根工 (常緑樹コニファー(ジュニペルス ビルギニアナ)・・・スカイロケット)
     ・高木樹木基本整姿剪定工 (高木落葉広葉樹・・・ヤマボウシ”ムーンビーム”)
     ・高木樹木 整姿小透かし剪定工 (常緑樹コニファー(ニオイヒバ)・・・グリーンコーン)
     ・新規植栽工 (シルバープリペット、(セイヨウイボタ))(ギボウシテンリュウ、(ホスタ))
     ・既存芝生(高麗芝)撤去
     ・石英石(小端積)花壇R曲線据付工
     ・砂岩スクエア石(縁取)R曲線据付工
     ・玄関ポーチタイル補修工
     ・防草シート敷設(ザバーン社製)+化粧砂利(イエロー・クラッシュタイプ15-25mm)敷き
     ・芝地土壌改良(整地整正)+高麗芝貼+目土整正+全体散水
     ・全体除草+防草シート敷設+白石灰化粧砂利敷き
     ・廃材処理、残土処理など