
●2021年9月 東大和市 S様邸 マンション専用庭 ガーデン工事●
施工ポイント
◆ 東大和市、湖畔近くの閑静な住宅街に位置しますS様邸。 明るく元気なお子さまの笑顔がとても印象的なお家です。
おうち時間が増えましたお子さまたち。お外で遊ぶのが大好きでリビングから元気に出てみますが、元々の芝生は草地へ変わり使われていない池や木々はうっそうと、毎年たくさんの小虫や蚊が発生していました。
玄関のアプロ―チスペースは、平板や砂利玉竜で小さなお子さまの歩行時に、つまずきや転倒など危険リスクもありましたので、アプローチも同時に綺麗にしてお子さまたちの安全に配慮したメンテナンスフリーのガーデンスペースへ親御さまと計画いたしました。
◆ 今回の専用庭工事は、お庭へと続く通路が柔く軟弱地盤のために工事車両が近くまで入ることのできない場所でした。
外構工事では通常、下地を掘削後、砕石を充填しその上にコンクリート等で水勾配や平坦性を確保しますが、今回特例としお客さまのご意向に添うかたちと成るよう本来よりも簡易な施工を試みました。今後、長期降雨による地盤緩みや経年踏圧沈下、木々の根成長による不陸や地震、モグラ発生にも充分ご注意となります。
簡易な施工時には、砂利敷きや人工芝などが多く用いられますが、其れと比較しましても一辺30cmのジョイントデッキの不陸はガタつきの原因となり平坦性が必要と成ります。デッキ下地は、ベランダのように平らに水勾配がとれているイメージが理想となりますが丈夫な砂利下防草シート上へ人工木ジョイントウッドデッキを見る方向でデザイン変化のあるパターンで貼りました。
◆ 今回のジョイントデッキは屋外でも耐久性の高い人工木で形成されています。そのままでも遮熱効果がございますが、夏は上部へ独立式オーニングやシェードで更に快適となり、オシャレ感も演出されると思います。
周囲の植栽スペースへ優しいナチュラル風合いで、雑草を抑え、泥はねを抑えてくれるウッドチップ材を充填しました。植込みの外側には低めなレンガ土留めや自然石をリユースし、土の流失防止やウッドチップ下の土壌へお花植えも楽しめます。
これからもご家族みなさまの優しさで、お好みの木々やお花を育んで欲しいと思います。
施工内容
・天然芝生撤去、整理、雑草除去
・樹木整理、庭木伐採、樹木透かし剪定
・コニファー枝透かし剪定、庭木剪定
・防草シート、砂利下シート敷設
・人工木、ウッド調ジョイントタイル敷設
・植栽、ウッドチップ敷き込み
・人工木、ウッド調ジョイントタイル敷設
・防草砂利下シート敷設(ザバーン/プランテックス125BB)+化粧白砂利
・既設レンガ花壇 整理
・既設コンクリート平板、玉石整理、池撤去、整理