2012年4月 神奈川県相模原市 S様邸 外構植栽工事
施工ポイント
閑静な住宅街に、ひっそりと佇むモダン住宅。
自然観察や野鳥の撮影を御趣味としてお持ちのS様邸では、建物基礎巾木部分への土の跳ね返りや雨天後などは抜かるみ、建物周辺の歩行が出来にくいという御相談より承りました。また、毎朝のアラーム替わりになる小鳥のさえずりや、お目覚めに窓の外を眺めると野鳥がすぐ側までおはようの挨拶をしにきてくれる。普段の生活の中にも動植物と共に自然の環境を楽しんでいただきたいと御提案をさせていただきました。
都会における閑静な住宅地などでは、半日陰〜日陰にあたる植栽地が数多くあります。そのような場所における植栽ポイントといたしまして、陰樹を前提に用いました植栽計画や通気性、排水性の確保と改善で様々な植物をお庭で楽しむことができます。
また植物の光合成に欠かせないのが太陽光です。最近ではインドアガーデンなどにも多様されています人工太陽や、屋外壁などへ斜角ミラーを設置されることなどもエコアイデアで植栽環境が豊かに広がります。
今回、玄関脇の植栽スペースには 松(枝垂れ赤松)、竹(黒竹)、梅(紅白梅)を配置させていただきました。また、通路部分の植栽スペースには ソヨゴ(雌木)、斑入りアオキ(大小寄植)、千両万両(寄植)を配置させていただきました。
正面見附の天目松では建物との色合い調和、今年度の干支でもあります昇竜をやわらかなイメージで植栽配置をさせていただきました。
施工内容
・高木、中木、低木類植栽
・植栽地土壌入替、土壌改良
・土砂搬出、処理
・防草シート敷設、砂利敷
・境界ライン天然石据付
・境界ライン追加CB積施工
・各枡調整