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2015年6月 東京都小平市 I 様邸 ガーデン樹木植栽工事

施工ポイント

 自然豊かな玉川上水畔に位置しますI様邸。今回で3度目となる御新築は小平市区画整理に伴う居住スペース移転です。元々は駐車場として利用されていたこちらの場所へ立派な住宅が完成していました。

 土壌調査ではお話の通り、表層部分の土を少し削るとスコップでは歯が立たないほどの砕石層で地面全体が覆われています。また以前のお庭から持ち込まれたと見られます三波石や低木類が仮植えされていました。

 今回はガーデンスペース全体の土壌入替を伴う植栽工事となります。テーマはオリジナル。二世帯で慈しむオンリーワンガーデンスペースです。

 自然を好まれる奥様の御要望でもありますナチュラルコンポスト。 既存和景石を用いてガーデン奥へエリアを設け、既存小植物もそちらへ配植させていただきました。

 スポーツマンな御主人様からの御要望は、新芽の色がとても綺麗で馴染のある通称紅芽(あかめ)などともいわれておりますレッドロビン。高さを抑えながらの生垣で、自然な目隠しをしたいという御希望です。また、玄関サイド中央エリアや奥コーナーでの植栽では、カラー溢れる植物で構成したいという御希望です。

 こちらの植栽地全体エリアはL地形ですが極端にそう見せてないのは、2世帯住宅の入口へと向かう洗い出しのスロープがフォーカルポイントとなっている為です。

 メインデザインとなるスロープに植栽計画を合わせながら、駐車場既設乱貼りでも使用されていますジャワ鉄平石のスライス石を用いて、奥へと続くサブアプローチを曲線で合わせました。

 リビング内からは、ヤマボウシホンコンエンシスのシルエットや枝葉を通してガーデンが見える遠近法によって、お庭の幅が広く見えてきます。

 元々奥行き感のあるお庭ですので、生垣なども奥へ進むにつれて柔らかな曲線としております。高さもやや奥高とし中央スロープがガーデン全体へ馴染み込むよう施してあります。外構ブロックカラーや建物外壁カラー、各エクステリアカラーやデザインなどと植栽カラーを調和させつつ植物空間を確保しながら、将来的メンテナンスも可能なもので計画しています。成長が楽しみなお庭です。

 いまの季節は樹木や植物の成長が目に見えるように日々成長しています。色々な植物が毎日順番に開花していきます。食事中の昆虫などに気を付けながら新緑やお花の香りも是非楽しんでみて下さい。

施工内容

 ・植栽地土壌入替、土壌改良
     ・枯損樹木など伐採抜根
     ・既存景石据付、既存植物植付け
     ・鉄平石スライス据付(ジャワ鉄平石)
     ・化粧砂利敷き舗装 (防草シートザバーン128BB/白化粧砂利)
     ・ローンエッジ(芝生縁取)据付工
     ・芝貼(TM9・高麗芝改良型)
     ・植栽樹木(ジャクモンティ―・ホンコンエンシス・レッドロビン・シマトネリコ・ストロベリーツリー・フラミンゴ・ギルドエッジなど)
     ・植物植付(アベリア・マホニア・セイヨウナンテン・オーレアなど)
     ・土壌改良(黒土・人工土壌材(パーライト、ネニサンソ)マルチング材など)