昨年１１月、雑草の生育をコントロールしながらローメンテナンス型の植栽地へ施工させていただきました。今回は、植樹されておりました樹木の植栽管理をさせていただきました。

全景から敷地建物とのバランス、各種樹木の特性を生かしながら将来のビジョンを見据え1本づつ剪定を施しました。


瑞々しく生育した枝や葉は、柔らかいシルエットで構成し樹木にとっても優しい透かし剪定を行うことで、枝葉の絡みや樹冠の乱れを抑えられます。


また、夏季のアスファルト道路や駐車場、コンクリートからの熱気を枝葉の中を風が自然に通り抜けて建物側へ運ばれていく中で気温の上昇とCO2を抑制してくれます。樹木自体に風が通り抜ける透かしの剪定で病害虫の発生を抑えることができます。


優しい風に揺れながら生育している樹木はとても自然体で、見る人の心へ自然と入り込んできます。樹木が揺らぐことで地中へ健全な根を張り、枝単位での剪定を施すことによって枝葉の新旧交代を容易にし、光合成や生育を助長してくれます。


健全な樹木の生育環境を少しでも多く広げて手掛けていけるよう、これからも努めていきます。

　・高木枝抜き、透かし剪定
　　　　 ・中低木枝抜き、透かし剪定
　　　　 ・中庭樹木　樹勢回復処理