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2011年4月 東京都羽村市 K様邸 庭園リガーデン及び植栽業務

施工ポイント

 南向きにお庭が広がるK様邸は、隣りとの敷地に高低差があり日差しをより長い時間浴びることのできるプライベートガーデンです。

 下枝のみを定期的に切除されてきたコニファーは、樹高が著しく高くなり幹の成長も盛んで敷地境界付近に在る既存メッシュフェンスを曲げてしまっていました。
 トップヘビーに成長した樹木は強風にあおられやすく、倒木の恐れがあります。
 また、土留めブロックとの距離も近く植え込まれていたため樹木の根は将来的にブロックを圧迫。ブロックには亀裂が生じ隣地へ庭園土砂流出を招いてしまいます。

 コニファー類の管理方法といたしましては、樹高を抑えるために理想の樹高まで成長しましたら芯を止め、抗菌剤を塗布しておきます。また、葉張りや枝張りを出さずに管理するためには内枝を枯らさないことです。そのために、樹冠表面だけの刈り込み作業を避け、内枝からの透かし剪定や枯枝切除で通気性を保つことです。
 こうしておくことにより樹木内部の蒸れを防ぎ、病害虫の発生を防ぎ、内部新芽の発芽促進を促します。定期的な剪定管理をしていますと、いつでも樹冠を整えていただくことが可能になります。

 芝生の管理方法では、とても複雑なものから簡易的にできることまで多種多様にあります。芝生地からはランナーという成長点が徒長していきます。地下茎やランナーで生育していく植物の周囲には、防根シートやローンエッジなどを設けて、所定の生育範囲を超えて徒長しないよう植物管理をしてください。

 モッコウバラと3種類のオリーブが地に馴染んで近い将来、落ち着きのある優しいお庭を演出してくれることとおもいます。

施工内容

 ・樹木伐採、抜根 
    ・土壌改良
    ・トレリス加工設置
    ・中木、低木、地被類移植
    ・高木徒長枝剪定
    ・敷石、景石、レンガ花壇据え直し
    ・砂利敷き
    ・新規中低木、地被類植栽
    ・全体除草、清掃