TOP > 施工例 > 2022年9月 東京都国立市F様邸 ガーデンメンテナンス、アプローチガーデン、シンボルツリー剪定、樹木植栽、樹木病害虫駆除対策、土壌改良

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●2022年9月 国立市F様邸 ガーデンメンテナンス●

施工ポイント

 ◆ 国立市の閑静な住宅地に位置します、F様邸。 ガーデンメンテナンスをさせていただき、早6年目を迎えました。

 アプローチにはカラーリーフで彩りを添えながら、枝葉の揺らぎを活かして優しいイメージのアプローチガーデンとしています。

 南側ガーデンスペース内で移植をさせていただいた、「ジューンベリーとアオダモ」。現在は、共にしっかり活着して大きく元気に育ち、毎年綺麗な白い花をつけてくれるようになりました。

◆ 木々の支柱や幹巻きテープをはずしながら観察しますと、ジューンベリーの根元には木くずのようなものがあり、幹には小さい穴が、数か所空いています。

 カミキリムシの幼虫で、通称「テッポウムシ」です。 成虫は木の外側を食べて、幼虫は木の内側を食べてしまいます。

 成虫は主に5〜9月頃に活動し、樹皮の中に産卵し、幼虫は1〜2年間、幹などの中で成長します。
 
 その時に、根や葉からの養分を運ぶ導管(木の血管のようなもの)などを詰まらせてしまい、幹や木全体が枯れていく原因となってしまうのです。

 なるべく早いタイミングで「木くず」や、「ちいさな穴」を見つけて、対策をしていくことが重要となります。

 また乾きやすい土壌でしたので土壌内へ雑木の好む有機肥料や完熟腐葉土を充填し、夏場の保水と冬場の凍害防止、通気性の向上などを心掛けました。

◆ 毎年、気象の変化や環境の変化がありますように、お庭の中で成長する木々にも、少しずつ変化が生じています。

 ガーデン内の木々や植物が、共に干渉しすぎることのないように、適正な時期に枝葉量をコントロールしながら、バランスを保ちます。

 また近年、毎年のように訪れます真夏の猛暑や集中豪雨、秋の台風や強風。冬の寒い季節には積雪なども見込まれます。

 外観では見えにくい長年の病害虫による内部の洞(うろ)や空洞化、根系の障がい、土壌の痩せ地による障がいなども長い間には起こることもあります。

 「ウチのお庭。木や植物は、大丈夫かな?」 と、思えた時が、お庭診断の適正時期と思います。

 お庭の診断やガーデンメンテナンスで、安全で快適なお庭の環境を整えましょう。

施工内容

  ・樹木剪定・自然風剪定(常緑樹 / 落葉樹 ・基本整姿、枝葉小透かし剪定 )
     ・樹木薬剤散布(テッポウ虫対策)・樹木土壌改良(土壌有機肥料充填)
     ・実生木整理
     ・全体除草清掃