TOP > 施工例 > ・2021年2月 東京都世田谷区 NORRYZ様 店舗エントランス・ウッドデッキ・リフォーム工事・ガーデン植栽工事

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●2021年2月 世田谷区 NORRYZ様 店舗エントランス・他●

施工ポイント

 ◆ 2013年4月、ヘアデザインNORRYZ店舗様の屋外エントランスのウッドデッキ工事を施工させていただきました。

 こちらのウッドデッキは、上階テラスにより約50%程度が覆われており雨風を凌ぐ構造となっていますが、その他は完全な屋外エリアとなります。

 デッキの高さは出入り口やフロアー高の関係で超ローデッキとなっています。 またコンクリートフロアー勾配は非常に緩やかな傾斜となり微妙に複雑な平坦性の造りとなります。

 屋外エントランスのウッドデッキ材には、耐久性のあるハードウッド(メルパウ)を使用し、防腐薬剤などを使わない替わりに、加熱と水蒸気による高圧乾燥処理(サーモウッド)の、人と環境にやさしいリュクス材を無塗装で使用しています。

◆ 大凡7年半が経過した今回、ビル風もしくは突風による飛来物により、一部のフロアーデッキに破損が見受けられました。

 また今回同時に、経年のデッキメンテナンスや床下調査のご依頼も承りました。

 屋外エントランスで約7年半という年月の間には、植木鉢の土やカットした髪などが風で舞い床下へ堆積し、泥へ苔などが付着し蓄積し湿気が抜けにくい構造となり、土台となる硬いハードウッド材を少しずつゆっくりと蝕んでいました。

◆ 今回の改修で土台とするハードウッド材は、プロデッキスペースッド様より納品していただき、水や微生物、シロアリに強く、耐腐朽性となる セランガンバツ材 を使用しフロアーデッキ材は前回同様リュクス材を用いてデッキリフォームをいたしました。

 縁の下の最下部で長い間支えてくれていた材を交換するため、フロアーデッキや干渉となるデッキフェンス、一体型ベンチを一度取り外し、腐食した土台材を全て交換し、再度組み直しながら各フロアーデッキ材を交換しました。

◆ 大きな鉢植えや植栽は枯れてしまったり、衰弱した樹木は持ち帰り養生し、今回は新たなグリーンで一新しエントランスサイドへ彩りを添えました。

 こちらのエントランススペースだけでも、『日陰のスペース〜陽当りの良いスペース』までが御座います。 また室外機に近い場所では人工的な風が発生し、また他のエリアでは通風の停滞しがちなスペースもございますので位置変更で適材適所へ配植いたしました。

 天然木のハードウッドでも、植木鉢などの水分やエアコン室外機などの水滴などは大敵ですので、乾燥に強い植物配植であまり水分を与え過ぎないことや、ポットスペーサーなどで床面より高くしてあげること、また季節のタイミングで移動や配置換えをしていくことにより、自然の通風や乾燥を促しより長持ちさせていただくご対応や少しのアドバイスをさせていただきました。

◆ 最後に来客者さまやお客様の視線に光が入らないよう、LEDライティングを調整し、夜の景を植栽ライティングで完成いたしました。

 ライトアップでしなやかな枝葉が風にそよぐ陰影をデッキフェンスへ映し出し、デッキ廻り植栽はカジュアルなバリ海岸スタイルのライトな印象といたしました。

施工内容

・カラーリーフプランツ植栽変更(グレヴェリア、ロンギフォリアetc)
     ・小型ポットプランツ
     ・LEDガーデンライト
     ・天然木ハードウッドデッキ(セランガンバツ&リュクスウッド)、フェンス、ベンチ、リフォーム