●2021年1月 西多摩郡檜原村 M様邸 アンティーク枕木ペイビング●
施工ポイント
◆
東京都の多摩西部にあります檜原村、「みどり・せせらぎ ・風の音」
小鳥のさえずりに深い緑、秋川のせせらぎが聞こえてくる Mさま邸。
豊かな自然と野鳥の音色、川のせせらぎ。
どんぐりをあつめる心優しい子ならきっと、毎日森の妖精がみえそうな。
物語にでてくるような街、東京唯一の素敵な村です。
◆ 自然と森に囲まれた、とても素敵なナチュラルガーデンです。
メインガーデンにはたくさんのアンティーク風レンガを敷きつめ、大きなテラスとウッドフェンス、お庭へ沢の水を引き、愛犬のテラス用スロープもあります。
ご家族やペットとの大切なひとときを愛されて、とても大切にされているのが伝わってきます。
今回は自然に囲まれたお敷地内へ、天然枕木材スリーパーを敷き込むお手伝いをさせていただきました。
◆ 本物の枕木古材でつくるアンティークなカースペースは、とても雰囲気の良いものです。
前面の道路とカースペースは平行ではありませんので、全体のデザインとバランスを考慮しつつできるかぎりナチュラルな形のまま、ひとつづつ現地形状に合わせながら加工いたしました。
枕木を実際に手に取ってみますと、過酷な電車の線路下で使われてきた枕木の樹種や形状、長さや大きさなどまで、ひとつずつどれも違っています。
重厚感のある枕木材は厚さや形を手にとりながらがら確認し、1本づつ敷き込んでいきますが表面からもどっしりとした風合いが感じとれます。
◆ 重厚な枕木材はアンティークの良さと味わいに、さらに経年変化がプラスされてゆっくりその地に馴染んでいきます。
日向寄りの枕木では水分は早く抜けて乾いた表情となり、また日陰寄りの場所では苔が乗ってくることもありますが、ナチュラルガーデンならではの深みのあるテイストとなります。
本物古材のもつあたたかみと自然石。これだけで充分なのですね。
◆ この檜原村から、またあたらしい枕木古材の歴史がはじまります。
森と水、光と空、 自然と共存していく意味を、あらためて感じさせられた気がいたします。
お仕事の休憩時間には川原でランチをいただき、地域林業の方に森の大切さを教えていただき、地域のお土産やさんで優しい心に触れ、お客さまからはナチュラルガーデンを学ばせていただき、とても素敵なひとときでした。ありがとうございました。
施工内容
・アンティーク枕木 、駐車スペースナチュラル敷設(火打かすがい)
・単粒砕石砂利 敷き込み
・自然石据付、石畳
・天然砂利洗い出し、コンクリート舗装
・既存植物移植、植替えなど