TOP > 施工例 > ・2020年10月 東京都青梅市 N様邸 ガーデン樹木メンテナンス・樹木整理(地際伐採・抜根)

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●2020年10月 青梅市 N様邸 ガーデン樹木メンテナンス・樹木整理●

施工ポイント

 ◆ 青梅市の閑静な住宅地にあります、植物のお好きなN様。

 南向きで土も良く、陽当りと風通しの良いお庭です。

◆ ご新築をされた際、お庭へ背丈ほどの木々を植え毎日大切に育てていましたが、約5年間で大きく育った木々の枝葉は、いつの間にか越境し電線を越えてしまいました。

 また、フェンス際へ植えていたコニファー(ゴールドクレスト)数本は、枝先から全体へと枯れ枝が進み込んでしまい、その中の数本は根から弱ってしまい、近くの木々やフェンスへ寄り掛かっていました。

 この度、秋の台風や豪雨、また強めの風に備えてしっかりとした枝葉の透かし剪定と同時に、数年間のあいだに大きくなってしまった樹形のお仕立て直しなどをさせていただきました。

◆ まだ残暑の残る初秋の軽めな剪定と、しっかりとした枝葉の透かし剪定を組み合わせて、明るくなったお庭の花壇や園路を整えつつ、伸びすぎてほかの植物へと絡んでしまったツル植物などの剪定と除草などで、元々のお庭の景色へと近づけます。

 また枯れてしまった樹木や、混雑しすぎてしまった庭木や植物、花木などは厳選してガーデン内のレイアウトをまとめていきます。

 今回は一度、お庭をスッキリとさせて新たな樹木や植物を植えるためのスペースをつくりながら、各ポイントで整えることといたしました。

◆ 特にコニファー(ゴールドクレスト)などは、日本の梅雨時期〜夏季における高温多湿を苦手とします。

 またコニファーは比較的浅い根のタイプが多いため、強風や突風による倒木や、積雪の枝折れ、枝分かれなどにも注意が必要と成ります。

 また繊細な性質も持ちあわせていますので、近くに別の木々やフェンス、または障害物などがありますと、触れている箇所から枯れ込んでしまうケースなども多くございます。

 2年、3年と枝葉を伸ばしてしまった場合などにも、一回で大きなカットはできません。健全な葉だけを適度な量に残しながら、健全な枝だけを丁寧にカットしませんと、枝単位で枯れ込んでしまいます。

◆ 針葉樹やコニファー類の場合には、樹形の外側だけを刈り込み続けてしまうことで、結果として徐々にトップヘビーとなり、幹に近い枝葉の多くは枯れ込み、浅根性のために倒れ易くなってしまいます。

 木の幹元や幹に近い枝葉へ、『和かな日ざしと、そよ風』を導くことによって、樹木の内部から、またいき活きと成長していきます。

◆ 毎日すこしづつ、お庭の木々や植物、またベランダの植物や植木鉢の植物を見て水をやり、観察してみてください。

 朝と夜、少しずつ気にかけていくことで、植物の変化や状態がすこしづつわかるようになります。

 そしてやがてきれいな花や実を楽しめるようになります。植物の成長や変化が感じられますと、ご自身の心もきっと嬉しくなることと思います。

施工内容

・樹木の枝葉透かし剪定(・枝葉の中透かし剪定〜小透かし剪定・基本整姿剪定 )
     ・樹木整理・枯損木整理・立ち枯れ樹木整理
     ・つる植物の整理や切除・除草
     ・幹、枝、葉 運搬、搬出、処理
     ・樹木幹、枝の痛んでいる箇所へ、保護材の塗布など