TOP > 施工例 > ・2020年9月 東京都昭島市 N様邸 ガーデンメンテナンス・シンボルツリー植栽・植替え

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●2020年9月 昭島市 N様邸 ガーデンメンテナンス●

施工ポイント

 ◆ 昭島市の閑静な住宅地にありますN様邸。
 ご家族皆さまが植物を大切にされ、ゆとりのあるガーデンスペースです。
 この度はみどりのご縁をいただき、N様邸ガーデンメンテナンスをさせていただきました。

◆ 玄関アプローチへは、樹木ベニバナトキワマンサクやノムラモミジが配植されています。
 トキワマンサク生垣でプライベート空間を保護し、カースペースへのアクセントにノムラモミジが入っています。
 モミジはやや深植えとなっておりましたので、砂利や防草シートを外させていただき、土壌を上根まで削り取り、自然素材のグラウンドカバー材といたしました。
 この度の事前調査より、幹元付近のおがくずや小さな穴、また表皮欠損などがありテッポウムシ(カミキリムシの幼虫)の発生痕跡がございました。
 これから夏季を迎えるにあたり、今日までは樹木枯損や樹勢衰えなどは見受けられないとのご報告もありましたので今回は所定のケミカル剤で除去し、傷口へ殺菌処置という軽微な対応といたしました。
 またフロントヤードはリビングのプライバシー保護のため、常緑樹のシンボルツリー植栽し、大きく繁茂したシマトネリコの枝葉透かしやヒメシャラ剪定、メラレウカ(ティーツリー)の移植をいたしました。
 雨季後半で終日に渡り小雨降る中での作業でしたので写真は少ないのですが、陽当たりや風通し改善が多少解るかと思います。
 南側をプライバシー遮蔽していますので天然芝への光合成量などが懸念されますが、通年の枝葉ボリュームをコントロールしていくことで両立することも可能となります。

◆ 日本の夏〜秋には台風が近づきますので、木々なども事前のメンテナンスや対策が必要と成ります。
 大きな樹木や込み過ぎた枝葉は、強風のあおりを大きく受けてしまいます。
 樹木の適正時期による枝葉の透かし剪定などで、万が一に備えて安全対策をおすすめいたします。
 また過去に1度倒れたことのある樹木や、根の浅い樹木、とても柔らかな土に入れ替えて間もない植栽地などは水分を多く含み過ぎますと倒れやすくなることがございます。軽めな支柱などで対策をしておくことも大切です。

◆ 枝葉を適正に透かして、木々の奥の方へも日差しや風通しを届けることにより、幹や枝葉の内部からいきいきと成長し、病害虫発生なども最小限に抑えることへと繋がります。
 定期的な枝葉の透かし剪定でガーデン全体が軽くなりお庭に動きが表れます。明るい自然風なガーデンイメージとなります。

施工内容

・樹木掘り取り、移植・・メラレウカ・ティーツリー(エボリューションゴールド)
     ・樹木枝透かし剪定・・シマトネリコ、ヒメシャラ、ノムラモミジ
     ・生垣刈込剪定・・ベニバナトキワマンサク
     ・新規植栽・・シラカシ(樫の木)
     ・土壌改良・グラウンドカバー・・天然発酵肥料、燻炭、完熟腐葉土、ココヤシ材マルチング