2014年9月 羽村市 K様邸 駐車場土間コンクリート工事・エクステリア
施工ポイント
羽村市へ新たに御新築をされましたK様。
両隣りの御敷地に挟まれた形で駐車場やアプローチは設けられ東側の境界線は、双方で有効活用ができるよう低めの天然境石で区画を仕切られています外構デザインです。
境石の両サイドは双方砂利敷きとなっており将来的な見解からも、歩行時の砂利飛散の防止やお互いの曖昧な使い方が良い場合とそうでない場合があるとの思いでご相談をされて来られました。
また縦長のアプローチスペースは、できるだけ来客時の駐車スペースにも使用したく、駐輪場スペースも一部分で確保しながら、樹木植栽などでお庭を明るい空間にしたいとの御要望でした。
普段は御仕事をされていますK様ですがガーデニングにも興味をお持ちとお聞きしましたので、限られたスペースと御予算のなかでローメンテナンスで楽しめるお庭植栽を御提案させていただきました。
東側の境界ラインは圧迫感の無い爽やかなポールをゆったりとした間隔で配置し、強風や突風時などでも大切なお車に傷の付きにくいプラチェーンを使用しました。
また、両隣りの既設構造物や基礎を極力触ることの無いようサイドの植栽地はできるだけ広めに設けさせていただき、夏の照り返しの暑さや冬の乾燥にも丈夫なアイビーやセダムなどのグランドカラープランツ類を用いて明るく演出しました。
建物周辺はお庭の途中から青い砕石砂利敷きとなっておりました。駐車場や植栽地となるスペースは白色の石灰砂利が敷き込まれていましたので、丁寧に建物周辺に敷き込み、建物への雨水跳ね返りの防止と建物周辺景観を明るくしてくれるのに一役かってくれています。
新たに設けた駐車スペースから玄関ポーチ附近までは、元々在りましたイエローカラー平板を曲線に据え、両サイドにはコニファー植栽(ヨーロピアンポット)で、お庭の印象を明るく演出しました。小さな愛らしいガーデンスペースとなりました。
今回、コニファーの植付けやスモール花壇の設置はK様に楽しみながら行っていただきました。
普段から馴れていないと大変な作業ですが、御自身でもご自宅の土の状態を見ながら樹木の根の状態を確認し、木の向きを整え、丁寧に植え付けします。
良質の土を根の廻りへ敷き込み、支えが必要なら支柱を設けます。その後の水遣りや肥料、お手入れなどを重ねていく度に、毎日のお庭に季節で変化が観られ、植物の成長が楽しく嬉しいものとなります。
施工内容
・車庫土間コンクリート打設
・土間型枠抜き
・境界部 チェーンポール設置
・植栽地土壌入替え、良質土充填
・樹木、グランドカバープランツ植栽 (コニファー、アイビー、セダム類など)
・既設平板据付け
・廃材処理、残土処理など