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2013年9月 東京都あきる野市 U様邸 外構工事

施工ポイント

 新築購入をされました南向きのお庭は、7月初旬頃から多くの雑草が密度高く蔓延り、お庭全体を覆っていました。

御施主様の当初のご要望としまして、芝生または土間コンクリートでお庭を覆い、ローメンテナンスがご要望でしたが、南向きのお庭の目の前には2階建ての住宅が立ち並び、お庭全体が陽の当たりにくい状況で日照時間が極端に少なく、芝地には適さない状況です。

また、お庭全体を土間コンクリート舗装にしてしまいますと、雑草問題からは開放されますが、ブロックフェンスに囲われたコンクリートでは極端に硬い印象のお庭に成ってしまいます。またコンクリート面が、夏期には照り返しや日中に熱さを蓄え、冬季には冷気に冷やされ住宅内部気温にも影響を及ぼし、非効率な影響を与えます。

お庭除草後の状態は、畑で多く見られる黒土成分がお庭一面多い土壌で礫や小石が多く見受けられたものの、ふかふかとした土壌は植栽には適していましたが、各舗装の下地材としましては強固に固めなければ成らない状態でした。御施主様へは現況状態を御説明させて頂いた後、『雑草防止、リアルで毛足の長い人工芝、化粧砂利、リビングから続くウッドデッキ』とのご要望を新たに承りました。

今回は御施主様が御用意して下さいました防草シート(ザバーン製240BB/厚さ0.64mm)を用いて丁寧に施工いたしました。透水性人工芝(Takasyo製)は大雨や降雨時、早い段階で雨水浸透しますが、今回のように防草性が極端に高いシートを下地に敷き込むことにより雨水が浸透するまである一定時間滞水しますので建物側をやや高く、雨水表面排水勾配を全面に施しました。分割されている人工芝は、専用副資材(ジョイントシート、密着接着剤、固定ピン)で固定(下地防草シートとは分離)し、全体を1枚の強固な人工芝地としました。

今回は、ウッドデッキの造作は2期工事となりましたが、将来的に落ち着けるようなお庭計画の延長線上でひとつずつ、段階を踏みながらでもご無理のないご自宅のお庭づくり。

今後のガーデン計画としましては、長年における紫外線(UV)ダメージなどの影響での芝生貼替えや、御子様の成長などに合わせたお庭のデザイン変更(リガーデン)なども容易に施すことが可能となっております。

施工内容

 ・現況土砂整地整正
     ・防草シート布設
     ・人工芝貼
     ・化粧砂利敷
     ・化粧天然石間仕切 など