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2011年10月 東京都青梅市 N様邸 秋季庭園管理業務

施工ポイント

 青梅山麓、南東に日当たりの良い広い敷地をお持ちのN様。敷地の周囲は、様々な樹木の生垣と足元は多摩川石を使った石組で整えられています。

日本庭園を造られて、30年という月日が経っておられますお庭の樹木管理は、御近所の植木屋さんや植物に大変お詳しく、手先が器用な御主人様が見よう見まねで定期的に年2回の手を今まで入れておられました。

今回の御依頼内容は、樹木の御仕立て直しです。基本的な剪定を軸にしながらの中・小透かし剪定や仕立物のバチ当て直し、生垣の誘引結束や玉物の刈込剪定、絡み枝等切除、衰弱樹木のうろ修復と樹勢回復、樹木の病害虫の駆除などが、主な作業内容となりました。

樹木のアンチエイジング療法としまして、アンプル栄養剤の注入や土壌改良に加え、樹木の剪定時における枝葉の新旧交代を行っております。第一枝から第4、第5枝までの枝を適正時期に適宜、樹木の透かし剪定などによって入れ替えてあげます。若い枝葉には、豊富な栄養分を作り出す細胞が多く含まれています。光合成によってできた多くの養分は樹幹形成層を通り、健全で丈夫な樹木根を肥やします。

定期的な樹木の透かし剪定による枝葉の新旧交代と健全な根が張るに充分な栄養分豊富な土壌、スペースが確保できましたら大きい風に負けない粘りのある樹木になります。また、健康な樹木に病害虫の発生が現れたとしても、被害は最小限に防げます。
細菌やウイルス等による抵抗力や免疫力が大きいのです。

山々にはこれからの時期、雄大な紅葉の景色が映り込みます。日本ならではの四季の良さを、改めて実感させてくれる季節です。

施工内容

 ・生垣京風小透し剪定
    ・誘引結束
    ・仕立物五葉松、伽羅の御仕立直し 
    ・高、中木小透し剪定 
    ・玉物刈込剪定
    ・高木うろ修復
    ・樹勢回復
    ・樹木薬剤散布