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2010年10月 神奈川川崎市高津区 T様邸 秋季庭園管理業務

施工ポイント

 勾配のある前面道路から、高低差が2メートル前後あるT様邸のお庭。コニファー、スカイロケットが著しく成長している印象です。
また、ヤマモモの幹や枝には多くの癌腫(がんしゅ)が見受けられ、此処に枯れ枝が生じておりました。
今回、中透かし剪定と枯れ枝、癌腫枝切除を行った後に残留肥大癌腫削取をし、抗菌防腐剤の塗布や抗生剤散布を施し、幹養生。
土壌の改良では、無菌処理を行い、所定時間の養生を施した後に有機肥料の混合攪拌を施しています。
今後も、樹勢回復経過を記録に残しつつ、処置を施しながら健全な状態を保持していきます。
長い歴史をそこで育んで、大きく成長してきた樹木が大きくなりすぎたので伐採。
病気になってしまい、他の樹木に移ったら大変なので伐採・伐根。そして、手頃な新たな樹木を植える。
すべてこうすることが、私たち造園家の庭園・樹木管理では無いような気がします。
大きな樹木は毎日、たくさんのCO2を吸収しマイナスイオンを含んでいる綺麗な空気を作りだしてくれています。
樹木の病気も、人間の病と同じです。
適切な処置や外科手術、術後の経過診察や処置で以前より健全となり、病害虫の発生を抑えられます。
いまある緑を大切にし、来世に繋いでいくことがひとつ重要で必要になっている事実だとおもいます。

施工内容

 ・樹木小、中透かし剪定
   ・刈り込み剪定
   ・樹木外科手術
   ・土壌改良
   ・樹木支柱結束
   ・病害虫防止用薬剤散布
   ・施肥
   ・全体除草、清掃