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お庭 Q&A - 外構・エクステリア 編 -
Q1 外構とは?
A1 外構(エクステリア)は住まいの第一印象です。
建物の造りや内装(インテリア)が素晴らしくても、調和のとれた外構(エクステリア)が
完成していませんと、日々の生活での使い勝手にも支障がありますし建物や住まい全体のイメージが損なわれてしまいます。
最近では、住まいにおける外構(エクステリア)の重要性が見直されています。
実際にはお庭まわりやエクステリアに手を加えたいと思いながらも住宅設備などへ予算をかけてしまい、踏み切れないでいるお客様も多いように見受けられます。
建築設計当初から是非、土地や住宅設備費の1割弱くらいを外構工事費用へお考え下さい。お庭廻りを快適に、豊かにアレンジできることでしょう。
外構(エクステリア)のキーポイント
外構(エクステリア)の基本的なキーポイントを御紹介いたします。
最適な外構(エクステリア)プランを考えてみてはいかがでしょうか。
安全性
・足元には滑る素材のものは使わない。(特に雨の日は危険です)
・門柱、塀になる部分にはしっかりとした基礎をつくる。
・段差などにも気を配る。
以上のような安全性を重視することが大切です。
利便性
・毎日生活する場所なので、できるだけ使いやすく工夫する必要があります。
デザイン性
・そこに住んでいる方が住まいの主役なのです。
一番大事なのは、住んでる方の好みです。
まずは、お好みのデザインをそのまま業者に伝えることが大切です。
防犯性
・外構工事の際には、防犯にも注意されることをお勧めします。
例えば、あまり外部から敷地内を遮断すると中の様子が外からわからず、
空き巣にはもってこいの場所にならないとも限りません
ローメンテナンス
・使用する素材によって、メンテナンスの頻度も大きく変わってきます。
屋外で使用するウッドデッキや枕木やラティスフェンス。強度の高いものでもいずれは経年変化で朽ちていきます。白蟻などに侵されるケースも多々あります。
最近では、樹脂製品から木材+樹脂製のものや、石材など多種多様な商品があります。
スチール製の門扉などはアルミ製の門扉に比べて錆びやすく、それだけ交換時期も早くやってきます。
ウッドデッキ Wood deck
アウトドアのリビングなど、様々な用途に使えるウッドデッキ。
リラクゼーションをはじめ木樹脂の特性を生かした、快適なお庭まわりに仕上がります。
テラス Terrace
限られたスペースの有効的な活用にテラスはぴったりです。リビングやダイニングから自由に出入りができ、屋根を設置すると雨も防げます。
パーゴラ Pergola
住まいの庭や軒先に設置した、つる性植物をはわせる木材などで組み立てた棚です。
造成・植栽 Land plan
造成・植栽は、庭まわりを整備し、そこから改めて樹木を植える作業です。植栽を施せる範囲は庭、門、塀、車庫や玄関まわりなど様々な場所が考えられます。
インテリアは、室内装飾品を示すのに対し、エクステリアとは、門・車庫・フェンス・カーポート等の建物敷地まわりの構造物や植栽を示します。
お客様のお庭を演出する様々な商品アイテムがあり、建物の外観や街並みとの調和やバランスなども重要になってきます。
出入口付近の門廻りは、いわば住まいの「顔」ともなる重要な部分です。外観とのバランスと共に住む人の個性やライフスタイルに合わせたデザイン、外部からのプライバシーの確保や街並みとの調和も大切なポイントです。また、アプローチは、一直線でなくL字やS字など変化をつけて、植栽にも配慮すると良いでしょう。
車庫スペースは、車に合う広さや出し入れのしやすさ、玄関への導線等が大切。カーポートやゲートを設置する場合は、門扉・塀(フェンス)との調和を考慮します。また、広いスペースを占めますので、車を停めていないときのスペースの活用方法や床の装飾、植栽での演出なども考えてみましょう。
リビングやダイニングに接する庭のスペース。見て楽しむことはもちろん、広さやライフスタイルに合わせてウッドデッキやテラスを設置し、アウトドアライフを楽しむ空間にしましょう。
勝手口周辺に設ける家事作業のスペース。ガーデニング、ゴミ置場や洗濯物干しなど、作業内容に合わせてプランニングします。雨の日も快適に使えるテラスやストックヤードなどにもおすすめです。